留学

留学って言葉は最近では当たり前のように良く耳にするが、少し小生の経験を書いてみたい。

大学院を修了し就職してから5年の月日が経った頃、30歳近くになると社内での自分の将来が見える様な錯覚におちいってしまった。 今が自分の人生を決めるときだと思い込んで、行動を起こすことにする。 しかしながら、会社を辞めて何をするのか・・・・小生の場合は貯蓄が少なくて八ヶ岳でのペンション経営の夢を諦めざるおえなかったので、海外に出ることを選択した。親、親戚へのタテマエもあったし・・・勢いあまっての事だったような。 正直・・現実から逃げ出す為のただのハッタリだったかもしれない。

NZの Otago Univ. に行って、2ヶ月経った頃、自分のあまりにも浅はかな行動にいたく後悔する破目になる。 やはり、留学とはそんなにあまくなかった・・・・。 金はない、言葉はわからない・・・全てがないない尽くし。 1年半後には状況がうまく判断出来ぬまま、教授と共にオーストラリアの Queensland Univ.へ移る。 相変わらず、金はない、先も見えない、露骨な差別もある。日本の大学院とは雲泥の差がある・・・全てを自分でやらなくてはいけない。 それでも不思議な事に生活は充実していたような・・・自分でものを決めて、自分で行動していたからかもしれない。もちろん、失敗すれば全て自分の責任。 そう、今にして思えばその生活の仕組みが至ってシンプルであった。生活が苦しくて、プレッシャーの中での生活、がむしゃらに生きて居た様でも生活の質は比較的高かった様に思える。 その後、学位を土産に日本(新宿)に帰ってみるが・・・やはり、生活に馴染めずドイツで暮す事に。

今は日本に帰ってきて、初めての関西での生活に十年の歳月が流れた。 おそらく海外での経験がエネルギーとなって、これまで日本でやってこれた様に思う。 経験から得た、いくらかの引き出しが自分の中にあったからだろう。しっかり(?)社会人もやって家も建てた。
・・・・でも、あの時ほど生活に充実感がないような・・・・何故だろう???

そろそろ、スローライフを考え、それを実践に移すべき時が来たかもしれない。 昔からの夢の山小屋(ログハウス)でのひと時を想像してしまう。 ゆっくり時間をかけてやってみるか・・。
楽しく、自分にわがままに生きてみたいなぁー。
by nagahiroy | 2005-11-29 22:14 | 雑記
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